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銅相場と中国経済を勉強する


2017年7月26日 10:25 日頃は大変お世話になっております。 守谷営業所事務担当の久保です。 今日は「銅相場」と「中国経済」の関係を学びます。 「世界の銅消費の半分を中国が消費している。」 こんな言葉を聞き、本当なのか調べてみると World Bureau of Metal Statistics の統計では2015年の電気銅消費は・・・ 世界合計 22,616千トン 中国 11,353千トン 計算すると中国の占める比率は50.2%となり、確かに世界の銅消費の半分を中国が消費しています。これなら「中国経済」の動向が「銅相場」に大きな影響を与えるのは当然です。 「銅相場」に大きな影響を与える「中国経済」の動向を見るのに重要視される経済指標の一つに「製造業PMI」があります。 PMIは、購買担当者景気指数とも呼ばれ、購買担当者へのアンケートで業況感を捉える景気指標で、50を超えると景気拡大を、下回ると景気後退を示すものです。 中国のPMIは月初、月末に発表され、国家統計局と民間企業の財新がそれぞれ、製造業と非製造業に分けて発表しています。 個人的に調べたデータですが、ご参考までに「NY銅」と「中国製造業PMI」のグラフをご覧ください。その関係が見えてきますでしょうか? 下落、上昇の動きが似ており、一定の関係がありそうですから、今後さらに中国の製造業PMIに注目していきたいと思います。 久保 淳

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