アメリカの銅在庫の動きを見る


日頃は大変お世話になっております。 銅相場勉強中の久保です。 先日は一年間で銅相場が驚くほど上昇したことをお伝えしました。 しかし相場がそんな高値で推移するなか、心配になるデータがあります。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の銅在庫が増え続けているのです。

銅の在庫が増えるのは、供給が需要を上回る状態。 そのため在庫増は、「銅相場の下げ要因」とされています。

しかしその一方、こんなデータがあります。 週末のデータのみですが、これはロンドン金属取引所(LME)のアメリカ国内の倉庫にある在庫を集計したグラフです。

ほぼ同じ期間のグラフですが、受ける印象は違います。 そして、どちらも週末の在庫に揃えて合わせて作ったのが、次のグラフです。

最初のグラフとは、だいぶ受ける印象が違います。 COMEXの銅在庫の減少だけを見ていたのでは、アメリカの銅需給を誤って判断することになりそうです。 また同じように、よく知られているLMEの銅在庫だけを見ていたのでは、誤った判断をすることも考えられるでしょう。 COMEXや上海の取引所在庫にも注意を向けておく必要がありそうです。 今後もいろいろな観点から「銅相場」を学んでいきたいと思います。

                                         久保 淳

#銅相場

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