2017年8月17日

銅相場の一年間を比べる

最終更新: 2020年3月20日

2017年8月17日 16:00
 

 

 

 
日頃は大変お世話になっております。
 

 
守谷営業所事務担当の久保です。
 

 

 
このところ「銅相場」が高い水準で動いています。
 

 

 
例えば7月末のLME銅現物は、トン当たり6,347ドル。昨年の7月末は同じく4,853ドルですから、

銅の価格は参考のグラフでご覧の通り、この一年で30.8%の大幅な上昇です。
 

 


 

 
しかしこの一年で上昇したものは「銅相場」ばかりではないようです。NYダウが史上最高値を次々に更新していますし、日経平均株価もなかなか高い水準です。
 

 

 

 
そこで今回、各国の株式相場や他の商品相場を「銅相場」と比較してみました。
 

 

 
では昨年の7月末と今年の7月末の相場を比較した、参考グラフをご覧ください。
 

比較した中では、銅の上昇が一番という驚きの結果です。
 

 

 
しかしこれは異なる通貨の金額を単純に比較しただけです。

そこですべてを円建てに直して比較した結果が次のグラフです。
 


 

 
こちらでも銅の上昇が一番でしたが、この一年に約8%進んだ「円安」の効果が加わって、

その上昇率は約40%と大幅なものでした。
 

 

 
こうしてみると「円安」のもたらす影響の大きさが実感できるようです。
 

 

 

 

 
今後もいろいろな観点から「銅相場」を学んでいきたいと思います。
 


 

 
久保 淳

#銅相場

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